ダイレクトバンキングとの違いネットバンキングと似ている言葉が「ダイレクトバンキング」です。同じように感じますが、ダイレクトバンキングとは、インターネットバンキングのサービスに加え、電話やFAXでの取引を追加したものです。身近な例ではゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」で、インターネット上の取引と電話やFAXでの取引も全て対応しています。 インターネットを使える人であれば、電話・FAXでの取引は必要ないと感じるかもしれませんが、やはりパソコンに慣れていない方も少なからずいます。ダイレクトバンキングはまさにパソコン操作が苦手な方をフォローする為のサービスではないでしょうか。ネットバンキングの場合は操作開始〜完了まで全部自分で行う必要がありますが、電話だとオペレーターもしくは自動音声に従っていけば、手続きが簡単にできます。FAXサービスも同様の事が行えます。 窓口に出向かなくてもインターネット・電話・FAXあらゆる手段で取引ができるのはよいところですが、電話・FAXにおいては全ての銀行で対応しているサービスではありません。なぜならテレホンバンキングやFAXは自動音声であっても取引の連絡先をフリーダイヤルにしている銀行が多い事、そして音声通話対応の場合は個人情報保護の観点での設備の整備も必要になる為、かなり経費が必要になるからです。その為ネットバンキングのサービス内容のみの銀行が多い事情があります。普段使用している銀行が電話・FAXに対応している場合もありますので、一度確認してみることをオススメいたします。
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